健康診断で血圧の再検査を受けるなら、まずは内科を受診しましょう。血圧を専門的に診てもらいたい場合は、循環器内科も候補です。
ただし、血圧の数値や症状によっては、再検査を待たずに受診したほうがよい場合があります。健康診断の結果票に「要精密検査」「要治療」などの指示があれば、その内容を持って早めに医療機関へ相談してください。
血圧の再検査は内科か循環器内科を選ぶ
受診先に迷ったら、一般内科を選べば問題ありません。内科では、血圧を測り直したうえで、生活習慣や服薬状況、腎臓などほかの病気との関係を確認します。
| 受診先 | 向いているケース |
|---|---|
| 内科・一般内科 | 血圧の再検査を初めて受ける、どの診療科か迷っている |
| 循環器内科 | 血圧が高い状態が続く、動悸や胸の症状がある、心臓や血管の病気も調べたい |
| 腎臓内科 | 尿検査や腎機能の異常を指摘され、腎臓が原因の高血圧が疑われる |
| 産婦人科 | 妊娠中または産後で、血圧について指摘された |
最初から専門の診療科を決められなくても、内科で相談すれば、必要に応じて循環器内科や腎臓内科などを案内してもらえます。
健康診断で血圧が高くても、1回だけでは判断できない
健康診断の血圧が高かったからといって、すぐに高血圧と確定するわけではありません。緊張、睡眠不足、直前の運動、喫煙、カフェインの摂取などで、一時的に血圧が上がることがあります。
医療機関では、安静にしてから血圧を測り直したり、複数回の測定結果を確認したりします。必要に応じて、家庭で測った血圧や血液検査、尿検査などを組み合わせて判断します。
一方で、血圧の高い状態が続くと心臓や脳、腎臓などに負担がかかる可能性があります。健康診断で再検査を指示された場合は、「一度だけ高かった」と自己判断して放置せず、結果票に記載された時期を目安に受診しましょう。
受診時に持っていくもの
血圧の再検査では、健康診断の結果が重要な手がかりになります。次のものを準備すると、診察が進みやすくなります。
- 健康診断の結果票
- お薬手帳や現在服用している薬の情報
- 自宅で測った血圧の記録
- 過去の健康診断や血液検査の結果
- 気になる症状と、症状が出た時期のメモ
家庭血圧を測る場合は、毎回できるだけ同じ条件で測定します。測定時は数分間安静にし、腕を心臓の高さに保ちます。数回測った値を都合よく選ぶのではなく、測定した日時と数値をそのまま記録してください。
すぐに受診したほうがよい血圧や症状
健康診断の再検査として予約を取る前に、強い症状がある場合は急いで医療機関へ相談してください。
- 突然の激しい頭痛
- 胸の痛みや圧迫感
- 息苦しさ
- ろれつが回らない、顔や手足の片側に力が入らない
- 視界の異常
- 意識がぼんやりする、けいれんがある
血圧が180/120mmHg以上になり、上記のような症状を伴う場合は、緊急性がある可能性があります。救急車の利用を含め、地域の救急相談窓口や医療機関へ連絡してください。
症状がなくても、同じような高い数値が繰り返し出る場合は、通常の再検査を先延ばしにせず、早めに内科へ相談しましょう。測定条件や機器によって誤差が出ることもあるため、1回の測定だけで判断しないことも大切です。
健康診断の血圧再検査で最初にすること
まずは健康診断の結果票で、血圧の数値と「要再検査」「要精密検査」などの判定、受診時期の指定を確認してください。そのうえで、近くの内科または循環器内科を予約し、結果票を持参します。
受診先に迷う場合は内科、血圧が高い状態の継続や心臓に関する症状がある場合は循環器内科を目安にすると判断しやすくなります。







