青汁を飲み始めたからといって、血圧が数時間や翌日に必ず変化するとはいえません。変化がある場合でも、青汁の原料・カリウムや食塩の量、食事全体、運動、もともとの血圧などによって時期は異なります。青汁だけで「何日後に下がる」と一律に判断できる十分な根拠はありません。
青汁で血圧が変化するなら、いつから?
目安をあえて示すなら、飲み始めてすぐの1回の測定ではなく、数週間単位で血圧の平均値を見て判断します。ただし、これは青汁そのものに共通する確定的な期間ではありません。
青汁には、商品によって大麦若葉、ケール、明日葉などの原料や、カリウム、食物繊維、糖分、食塩などの含有量に違いがあります。青汁を飲んだ人の血圧が変化したとしても、青汁だけでなく、野菜を取る量が増えたこと、食事や体重、運動習慣が変わったことなどが関係している可能性があります。
すぐに血圧が下がったように見える理由
血圧は、測る時間、姿勢、直前の運動や入浴、カフェイン、緊張、睡眠などで変動します。そのため、青汁を飲んだ直後に下がったとしても、青汁の作用とは限りません。
反対に、1〜2回高い値が出ても、青汁が効かなかったとすぐに判断することはできません。効果を確認したい場合は、できるだけ同じ条件で複数回測り、1回の数値ではなく平均的な傾向を見ます。
血圧の変化を確認する測り方
青汁を飲む前後で比べるなら、次のように測定条件をそろえます。青汁を飲んだ直後の値だけで効果を判定する方法ではありません。
- 家庭用の上腕式血圧計を使い、測定前に1〜2分ほど座って安静にします。
- 背もたれのある椅子に座り、足を組まず、腕を心臓と同じ高さに置きます。
- 朝は起床後、排尿を済ませ、朝食や服薬の前に測ります。夜は就寝前など、毎日できるだけ同じ時間帯に測ります。
- 数日から1〜2週間ほど、測定した日時・血圧・脈拍・青汁を飲んだ時間を記録します。
- 記録した平均値を見て、変化が続いているかを確認します。
家庭血圧の記録で高い値が続く場合は、青汁を続けるかどうかだけで判断せず、記録を持って医療機関に相談してください。
青汁を飲んでも血圧が下がらないときは?
青汁は医薬品ではないため、血圧を下げる目的で飲んでも、変化がないことはあります。商品に「血圧が高めの人向け」などの表示があっても、表示された対象者や摂取量、継続期間などの条件を確認する必要があります。
血圧を下げるには、青汁だけに頼らず、食塩の取りすぎを控える、適正体重を保つ、運動不足を見直す、飲酒量を調整するなど、生活全体を確認することが重要です。すでに血圧の薬を処方されている場合は、青汁を飲み始めても自己判断で薬を減らしたり中止したりしないでください。
青汁を飲む前に確認したい人
青汁には商品によってカリウムなどの成分が含まれます。腎臓の病気がある人、カリウムの摂取制限を受けている人、血圧の薬や利尿薬などを使用している人は、自己判断で毎日飲み続けず、医師や薬剤師に商品名と成分表示を見せて相談してください。
また、青汁の種類によっては糖分や食塩が加えられていることもあります。「青汁なら血圧に良い」と決めつけず、栄養成分表示で食塩相当量、糖質、カリウムなどを確認しましょう。
青汁と血圧の変化についての結論
青汁で血圧が変化する時期は、商品や体の状態によって異なり、「飲み始めて何日で下がる」とは決められません。確認するなら、同じ条件で数日から1〜2週間ほど血圧を記録し、平均的な変化を見ます。
高い血圧が続く場合や、治療中・腎臓の病気がある場合は、青汁の効果を待たず、血圧の記録と商品の成分表示を持って医療機関や薬剤師に相談してください。







