青汁を飲むことで便秘になることはあります。ただし、青汁そのものが便秘を起こすとは限らず、食物繊維の種類や量、水分不足、飲み始めの変化などが関係する場合があります。
青汁で便秘になることがある理由
青汁には食物繊維が含まれている商品がありますが、食物繊維を急に増やすと、体質によってはおなかが張ったり、便が出にくくなったりすることがあります。
食物繊維を急に増やした
青汁を飲む前よりも食物繊維の摂取量が急に増えると、腸内環境が変化して一時的に便通が乱れることがあります。特に、普段から野菜や豆類、海藻類をあまり食べていない人は、少量から始めたほうが変化を確認しやすいでしょう。
水分が足りない
食物繊維を増やしても、水分が不足すると便が硬くなり、排便しにくくなることがあります。青汁を水で溶かして飲んでいても、それだけで一日の水分が十分になるとは限りません。
便が硬い、コロコロしている、排便時に強くいきむといった変化がある場合は、青汁の量だけでなく、日中の水分摂取量も確認してください。
青汁に含まれる成分や商品との相性
青汁の原料や栄養成分は商品によって異なります。大麦若葉、ケール、明日葉などの原料に加え、難消化性デキストリンなどの食物繊維、乳成分、甘味料などが含まれている商品もあります。
同じ「青汁」でも成分は一律ではないため、便秘との関係を考えるときは、商品パッケージの原材料名と栄養成分表示を確認しましょう。
青汁が便秘の原因か確認する方法
青汁を飲み始めた時期と便通の変化が重なっていても、原因が青汁だけとは断定できません。次の手順で、ほかの要因も含めて確認します。
- 青汁を飲み始めた日と、便秘が始まった時期を振り返る。
- 一日に飲んでいる量と、商品の食物繊維量を確認する。
- 水分不足、食事量の減少、運動不足、睡眠不足がないか確認する。
- 便の硬さ、排便回数、おなかの張りを数日記録する。
- 青汁を表示された目安量より多く飲んでいる場合は、量を増やさない。
青汁を飲む前から便秘があった場合や、食事・生活習慣も同時に変わっている場合は、青汁だけが原因とは判断できません。
便秘が気になるときの飲み方
便通の変化が軽く、青汁との関係を確認したい場合は、まず摂取量を増やさず、水分や食事全体も見直します。
- 商品の表示量を超えて飲まない
- 普段より食物繊維だけを急に増やさない
- 青汁以外の水分も適度にとる
- 野菜、果物、豆類などを含む食事を意識する
- 無理のない範囲で歩くなど、体を動かす
飲むたびに便秘や腹部の不快感が悪化するなら、いったん青汁を中止して変化を確認する方法もあります。ただし、薬を飲んでいる人や持病がある人は、青汁の成分が影響する可能性もあるため、自己判断で薬の服用を中止せず、医師や薬剤師に相談してください。
受診を考えたほうがよい症状
便秘が続くことに加えて、強い腹痛、繰り返す嘔吐、腹部の強い張り、血便、発熱、急な体重減少などがある場合は、青汁の影響と決めつけず医療機関に相談してください。
症状が軽くても、便秘が長く続く、生活を見直しても改善しない、便通の状態が急に変わったという場合は、内科や消化器内科などで相談すると安心です。
青汁と便秘の関係のまとめ
青汁を飲むと便秘になることはありますが、一般的にすべての人に起こるわけではありません。食物繊維の急な増加、水分不足、商品の成分、食事や運動などの変化が関係している可能性があります。
まずは飲む量と商品の成分を確認し、水分や生活習慣も含めて便通の変化を記録してください。強い症状や長引く便秘がある場合は、青汁だけが原因と考えず、医療機関に相談しましょう。







